2017.07.12

プロダクトについて

tenp05 インドのブロックプリント

今回の十布の新作は、インドのバローダで作られた「ブロックプリント」です。

ご紹介が遅れましたが、十布の新作であるインドのブロックプリントについてご説明させていただきますね。

十布のブロックプリントを製作する工房は、ブロックプリントの産地として有名なグジャラート州にあるバローダという都市にあります。オーナーでありデザイナーであるMalaさんとその旦那さんのPradeepさんがブロックプリントの工房をスタートしたのは1983年。BODHIというブランドを立ち上げ、自分たちのオリジナルテキスタイルも手がける工房で十布の製品がつくられます。




工房にあるブロックプリント用の作業台の幅は110センチ、長さは5メートルあります。このサイズはインドの伝統的な衣装サリーのために必要なサイズです。ですから、ブロックプリントは5メートルの長さが1ロットとなります。


ブロックプリント用のカラーはたくさんの色のインクを混ぜてつくります。
こちらのイメージしている色やトーンを職人さんに伝え、インクの色を少しずつ調整しながら求めている色を作っていきます。生地の種類や模様の細かさなどを考慮して色の調合を繰り返すことで、最終的な色が決定されます。


木版にインクをつけてはスタンプを押すように少しずつ模様を作っていきます。3版でつくる柄は単色でつくる柄の3倍の時間がかかります。デザインにもよりますが、1日の作業でつくられる製品の長さはおおよそ5メートル。とても気が遠くなる作業の連続がプロックプリントの風合いをうみだしているのです。



このブロックプリントでできたハンカチやブックカバーは、取り扱い店舗以外にも十布のオンラインショップでもご購入いただけます。また7月28日(金)~30日(日)町田パリオで開催されます布博in東京vol.9で手に取ってご覧いただくこともできます。
28日(金)には福田利之も十布のブースにおりますので、ぜひ遊びに来てくださいね。お待ちしております!

 


布博in東京vol.9
7月28日(金)10:00~18:30/7月29日(土)10:00~18:30/7月30日(日)10:00~18:00
町田パリオ(東京都町田市森野1-15-13)  料金/500円 ※小学生以下無料